「このままでいいのか」と悩む男性看護師へ。後悔しない転職4ステップ

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「このままでいいのか」と悩む男性看護師へ。後悔しない転職4ステップ

(1)朝のナースステーションが重苦しいあなたへ:転職を考え始めたら最初にすべきこと

(1)朝のナースステーションが重苦しいあなたへ:転職を考え始めたら最初にすべきこと
白衣に着替える時、ふと手が止まる。ナースステーションの扉を開ける前に、深くため息をつく。そんな日々を過ごしていませんか。

特に20代から30代の男性看護師にとって、今の職場での「忙しすぎる日常」や「閉塞感」は、単なる疲れ以上の重みがあるはずです。厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によれば、看護師全体の平均年収は約508万円ですが、これはあくまで平均。実際にはサービス残業や委員会活動、さらには男性であるがゆえの「力仕事担当」といった無言の圧力に晒され、手取り額と労働のバランスに絶望している方も少なくありません。

今の職場で「あと10年、同じ顔ぶれで同じ不満を言い合っている自分」を想像してゾッとしたなら、それは変化のサインです。しかし、勢いだけで辞めるのは得策ではありません。まずは「自分にとっての正解」を見つけるための、等身大のステップを踏み出しましょう。

(2)ステップ1:現状の「泥沼」を整理し、理想を言語化する

(2)ステップ1:現状の「泥沼」を整理し、理想を言語化する
まずは「なぜ辞めたいのか」という負の感情を、包み隠さず書き出してください。ここは誰に見せるわけでもありません。

◎現場の生々しい不満の正体
・「男だから」という理由だけで、夜勤回数や急な代打を押し付けられる
・お局看護師や師長との相性が最悪で、申し送りのたびに動悸がする
・慢性的な人手不足で、休憩中もコール対応に追われ心が休まらない
・昇給が年間数千円程度で、将来のライフプラン(結婚やマイホーム)が描けない

◎「何があれば留まれるか」を逆算する
次に、今の職場で何が解決すれば満足できるかを考えます。「給与は低くてもいいから、定時で帰ってジムに行きたい」のか、「どれだけ忙しくてもいいから、ICUで圧倒的なスキルを身につけたい」のか。この軸がブレると、次の職場でも同じ後悔を繰り返します。

(3)ステップ2:情報収集は「表」と「裏」の両面で行う

(3)ステップ2:情報収集は「表」と「裏」の両面で行う
自己分析ができたら、次はリサーチです。求人票の「アットホームな職場です」という言葉を鵜呑みにしてはいけません。

◎情報収集の3大ルート
1. 転職エージェント(紹介会社)の活用
忙しい現役看護師には必須です。ただし「早く決めさせようとする担当者」には注意が必要です。厚生労働省の「医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度」を確認し、認定を受けている事業者を選ぶのが一つの指標となります。
2. 職場見学の実施
実際に足を運び、スタッフの表情を見てください。挨拶が返ってこない、ナースステーションに書類が散乱している、スタッフの目が死んでいる……これらはブラック職場のサインです。
3. 現場の「生の声」を探る
SNSや口コミサイトは参考になりますが、偏りがあることも。信頼できる知人や、以前の職場の同僚など、利害関係のない第三者からの情報は極めて価値が高いです。

(4)ステップ3:20代・30代男性看護師に選んでほしい「戦略的」な職場選び

(4)ステップ3:20代・30代男性看護師に選んでほしい「戦略的」な職場選び
男性看護師は希少性が高い一方で、キャリアの選択を誤ると「便利屋」として使い潰されるリスクもあります。

◎キャリアを殺さない求人チェックポイント
・男性看護師の在籍人数と役職登用実績
・有給消化率の実数値(「取得可能」ではなく「平均消化日数」を確認)
・夜勤手当の算出根拠(一回あたりの単価が相場と乖離していないか)

(5)ステップ4:計画的な退職スケジュールと円満退去のコツ

(5)ステップ4:計画的な退職スケジュールと円満退去のコツ
看護業界は狭い世界です。最後はスマートに去りましょう。

◎退職の段取り
・意思表示は「2〜3ヶ月前」が鉄則
就業規則には「1ヶ月前」とあっても、現場のシフト作成や補充を考えると、早めに伝えるのが誠実な対応です。特に男性看護師が抜ける穴は大きく、引き止めに合う可能性が高いですが、「感謝は伝えつつ、決意は変えない」姿勢を貫きましょう。
・有給消化を権利として使い切る
「みんな取っていないから」と遠慮する必要はありません。住民税や健康保険の切り替えなど、退職後の生活防衛のためにも、残日数を確認し計画的に消化しましょう。

次のステップとして、まずは今の不満を「給与」「人間関係」「休日」「将来性」の4項目で10点満点評価してみませんか?客観的に自分の現在地を知ることが、失敗しない転職の第一歩です。